ITIL 的目标

ITIL の目標

はしめに

ITIL教育を受けた人やITILに関する本を読んだ人、またはITILに関する会議に出席した人にとっては、ITILの利点は明白でしょう。しかし、ITILが組織にもたらす効果を他人に理解してもらうのは困難と言えるかもしれません。

ITILは大きな利点を生み出すことができます。しかし、ITILのベストプラクティスプロセスの採用は即効薬でなく、またITILが貧弱なIT基盤を一晩で強固なものに変えるものではありません。改善された運用方法により達成される利点を得るためには、組織の習慣を変更させるための時間、計画、および意欲が必要です。

ITILが描き出すベストプラクティスの一部あるいはその全てを追求する意欲を増加させるための良い方法は、ITILが組織に与えることができる潜在的効果を示すことによりITILの目標について説明することです。現状を固持する人々に対し、ITILが彼らの目標と目的を支持する、さらにはその価値を高めさえすると納得させることができれば、ITILに対する意欲とサポートを得ることができるでしょう。

ITILは、以下に示すように、サービスサポートとサービスデリバリの10のプロセスと機能それぞれの明確な目標について記述されています。

サービスサポート
インシデント管理
問題管理
変更管理
構成管理
リリース管理
サービスデリバリ
サービスレベル管理
財務管理
キャパシティ管理
アベイラビリティ管理
連続管理

この小冊子では、サービスサポートとサービスデリバリそれぞれの目標の基本的な要素を検討し、あなたの組織がその目標に沿っているかどうかを特定する方法を説明します。現在のあなたの組織とITILベストプラクティスの間のこのギャップを理解することにより、ITIL実行のための根拠を提示することができます。

この小冊子に述べられている目標は、ITILの出版物から直接引用したものです。

> > 第 1 章 - インシデント管理目標